デイザー・イン・トーキョー展レポート
著者:山口 健太(「ロックダウンボーイ」作家) 「フィルムズ-デイザーイントーキョー」の会期終了から一ヶ月が経とうとしている。筆者はこの展覧会の会場となったFeb gallery Tokyoのスタッフであり、この企画を持ち込んだグラウンド・レベル・シネマのメンバーでもある。...
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GLC1.5 上映会レポート
著者:三上 あいこ(「波と形」作家)より グラウンド・レベル・シネマは、2020年に発足した上映団体である。台湾と日本の実験映画作家が集まり、同時刻に現地のスクリーンで作品を上映したのち、台湾とリモートで繋ぎ作家と観客が質疑応答などで交流するのが特徴の上映会である。...
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GLC2.0 上映会レポート
著者:張若涵 / Johan Chang(「風/景 / Scene/ry」作家)より グラウンド・レベル・シネマが生まれて、一年経った。1回目の上映会は初めてなので、どうなるか予想ができなかった。1回目の上映会に台湾側は作家だけ参加して、上映後日本会場とZOOMで繋ぎ、質疑...
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「スパイの妻」評 映画はその軽さによって何もかも許されるのだ!
鑑賞作品:スパイの妻 Wife of a Spy / 黒沢清 Kiyoshi Kurosawa 軽さと重さが同居する感覚が、黒沢清映画独特の感覚だ。 スパイ物、ラブロマンス物、駆け落ち物というジャンルを横断していく軽やかさ。一方、731部隊。戦後日本が抱える永遠の加害性と...
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私たちは映画に対するとき“傍観者”でしかいられないということ。
鑑賞作品:リバティ・ツリー・サーカス Liberty Tree Circus / 藤井アンナAnna Fujii この映画は、ある都会の一室でワインをすすりナチョスを食べながらから外を見る二人の女性の無邪気な視線から始まる。彼女たちの「あそこにある黒い塊は人か?ゴミか?」と...
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